酒井田柿右衛
2024年04月08日

14代酒井田柿右衛門 (濁手紅葉文額皿)

伝統の柿右衛門様式を現代に受け継ぎ、先代が確立した濁手を更に進化させ抜群の描写力と高いセンスによって素晴らしい作品を発表。 有田焼色絵磁器の人間国宝に認定されるなど多大なる功績を残した重鎮【十四代酒井田柿右衛門】本人作。
乳白色の濁手素地に、軽やかで伸びやかな筆遣いと嫌味なくすっきりとした配色が明るく、美しい表現で描かれた【紅葉文】は非常に人気の画題の一つである。 寸分の狂いなく均整の取れた造形や色鮮やかで写実的な絵付、濃密な描き込みながらも余白の美が添えられた極上の逸品。
有田400年の歴史を背負う十四代の作品は今尚右肩上がりの評価を続け今後も高く注目されることでしょう。

作品名 濁手紅葉文額皿
作家名 14代酒井田柿右衛門
高さ 5.0cm
各辺 30.0cm