骨董品を処分する方法！買取業者に出す利点と高額査定の方法を紹介

骨董品が必要でなくなり、処分することになった際、どのようにすればよいのか悩まれる方もおられます。処分にはさまざまな方法がありますが、その中でも買取業者に買い取ってもらう方法がおすすめです。ここでは、骨董品の処分の方法と、買取業者への依頼について紹介します。この記事を読めば、骨董品を、価値をもたせたまま活かしつつ、手元から離せますのでご一読ください。

1. 骨董品の処分の方法

骨董品を処分するには、以下の方法があります。

1-1. 自治体に回収してもらう

骨董品は「ゴミ」として自治体で処分してもらえます。ただしゴミの分別法は、処分する骨董品の種類やサイズ、自治体によって異なりますので、それに従って出しましょう。不燃ごみと見なされる場合もあれば、粗大ごみとされる場合もあるでしょう。周辺住民の迷惑も考え、ルールに則って処分しましょう。

1-2. 不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に処分を依頼できます。自治体による回収のケースと異なり、分別する必要がない分、手軽でしょう。また、遺品としての骨董品である場合、遺品整理業者に依頼すれば、骨董品以外のさまざまな遺品をまとめて処分してくれます。他の不用品を処分する労力はずっと少なくすみます。ただし、そのための派遣料や作業料がかかる場合はあるでしょう。

1-3. 友人・知人に譲る

もし友人や知人で、処分したい骨董品が気に入ってくれるならば、それを譲るという方法もあります。とくにその骨董品に関して思い出や特別な思いがあれば、大切に使ってもらえるでしょう。その人間関係が非常に重要ですので、トラブルを起こさないためにも、お金の面で互いに前面に出さないようにしましょう。

1-4. 質屋に買取してもらう

価値のある骨董品なら、質屋に買取してもらえます。質屋にはベテランの鑑定士が在籍しているため、骨董品を正確に見てもらえます。質屋の特徴は、「質預かり」をすれば、一定期間内に渡された金額と利子の分を支払えれば、預けた骨董品を買い戻せる点です。手放した後で、「やはり置いておきたい」と思っても、お金が準備できれば取り戻せます。

1-5. オークションサイトを利用する

今はネットを通じて、気軽に不用品を誰かに売ったりもらったりできる時代です。オークション形式で処分したいものを「出品」でき、それを欲しい人が落札しようとします。中でもフリマアプリはスマホさえあれば手軽に出品や購入ができるので人気があります。ただし、出品や発送の手間、購入希望者とのやり取り、万が一トラブルが起きたときの対処などのデメリットもあるでしょう。

2. 買取業者に出すという選択

ここからは、買取業者に買い取ってもらうという方法をおすすめします。

2-1. 買取業者の形式

買取業者にはその方法によって3つの形式があります。それは以下のものがあります。 まずは「出張買取」です。自宅に鑑定士が来てくれ、買い取ってほしいものを見てもらい、買取額を提示してもらい、それで良ければ買い取ってもらうというものです。自宅を訪問してもらえるという利点があるので、見てもらいたい品の数が多い場合や、持ち出すのに困難な品があるときは適しています。 次に「宅配買取」です。梱包するための段ボールなどのキットを送ってもらい、それに鑑定してもらいたい品を入れて送った後、鑑定してもらう方法です。この方法は、鑑定のための時間を作る必要がないため、自分のスケジュールに応じて決定できる点にメリットがあります。

また人と関わる必要がないため、自宅に来られることに抵抗がある方や、淡々と処分をしたいという方が適しているでしょう。 骨董品の場合、最も気をつけなければならないことは、配送中のトラブルでしょう。何かの拍子でぶつけた衝撃により、骨董品が傷ついたり割れたりさせてはなりません。また、査定額に納得ができない場合は返送してもらえるのですが、その負担はどうすることになっているのかの確認をしておくと良いでしょう。 最後に「店頭買取」です。この方法は、自分で買取店舗まで出向いて、鑑定を受ける必要があります。対面でやり取りをしたい方や、すぐにでもお金を手にしたいと考えている方に適しています。

2-2. 買取業者に依頼をするメリット

買取業者に買取をしてもらうことにはメリットがあります。まず、ゴミとして回収してもらうと、価値があるものであった場合、それを捨ててしまうのは非常にもったいないでしょう。また、精魂込めて作られた「美術品」を捨てることに、後ろめたさを感じる方も多いでしょう。 買取業者には前述したように、さまざまな形式のところがあります。自分のスケジュール、骨董品の数や大きさ、周辺の店舗の分布などによらず、自分に合った業者を選べることも大きなメリットです。

3. 少しでも鑑定額を高くするポイント

買取業者に鑑定をしてもらうことで、買取額を知れます。できるだけ高い額で提示してもらいたいものです。鑑定額を高くするポイントについて紹介します。

3-1. 見た目をできるだけきれいにしておく

鑑定をしてもらうのに、汚れがついていたリ、埃がかぶったままの状態であったりすれば、高い評価はしてもらえないでしょう。普段の管理のしかたも良くないと判断されてもおかしくありません。汚れや埃はできるだけ取って、できるだけきれいな状態にして鑑定してもらいましょう。

3-2. 実物以外の関連物をできるだけ揃える

骨董品だけでなく、その鑑定書や付属品、入れ物（箱など）もできるだけ揃えて買取業者に出しましょう。それらがつくだけでも鑑定額は大きく変わります。

4. まとめ