2024年04月04日

茶道具は中古売却でお得に処分!高く売るための茶道具のお手入れ方法を解説

茶道具にはさまざまな種類のものが存在しており、その取扱いには非常に注意が必要です。また、茶道具の価値も素人では見極めが難しく、貰い物や相続品であっても思わぬ名品である可能性もあるのです。
今回は、茶道具の処分に迷われている方に向けて、茶道具のお得な処分方法と適正なお手入れ方法について解説しましょう。

1. 茶道具を中古売却する方法

デリケートな茶道具は管理が大変であるため、使用しないのであれば処分したい方がいるのも事実でしょう。しかしながら、茶道具の中には美術品としての価値もあるものも多いことから、安易にゴミとして処分するようなことは避けたいところです。そうしたことから、不要になった茶道具は中古売却するのが最善策と言えます。それでは、茶道具を中古売却する方法について紹介しましょう。

1-1. 骨とう品店等

茶道具などの古美術品については、鑑定に相当の知識と経験を要します。そのため、茶道具を適正価格で中古売却するには、まずは信頼できる鑑定人に鑑定してもらうことが大切です。骨とう品や古美術商等であれば、鑑定と売却を同時に行えるため、茶道具を中古販売するのに最も適していると言っても過言ではありません。

1-2. リサイクルショップ

リサイクルショップは、最も手っ取り早く茶道具を売却できる場所とも言えるでしょう。ただし、リサイクルショップには古美術品などの鑑定のできるスタッフが少ないため、適正価格での買取りに期待はできないことの方が多いでしょう。売却したい茶道具の価値の低いことが明らかである場合以外の利用は避けたいところです。

1-3. インターネット

茶道具を売る方法のひとつとして、インターネット上のネットオークションやフリーマーケットサービスを活用する方法もあります。インターネットで売却する場合、全国の人に幅広くは見てもらえることから、場合によっては思わぬ高値がつくこともあります。しかし、インターネット上の取引は、売却する茶道具の実物を手に取って確認できないことから、鑑定書などを一緒に出品しなければ信用してもらえない可能性があるので注意が必要です。インターネットで茶道具売却をするには、的確な出品方法についてもしっかりと勉強した上で行いましょう。

2. 茶道具を適正価格で買い取ってくれる業者の見極めるコツ

茶道具の取扱いは、プロの骨とう品店や古美術商でも大変難しいのが実際のところです。そうしたことから、茶道具の鑑定や売却をする業者はしっかりと見極める必要があります。それでは、どのような部分を重視して業者を見極めればよいのか紹介しましょう。

2-1. 取扱い実績

茶道具の鑑定は大変難しく、知識と経験が非常に重要です。そうしたことから、過去にどれだけの茶道具を取扱っているかで鑑定の信用性も変わってきます。骨とう品業者などは、公式のホームページなどに過去の取扱いを公開されていることが多いため、その実績件数から信用できる業者を選別するとよいでしょう。
また、取扱い実績が豊富な店舗は、それだけ販売する経路を所持している証拠でもあります。茶道具などは販売先を見つけることも難しいため、販売先のない業者の場合、買取りを安く見積もる可能性があるのです。鑑定実績と販売実績の両方、兼ね備えた業者を見つけることが、茶道具を適正価格で買い取ってくれる業者を見極めるコツだと言えるでしょう。

3. 茶道具のお手入れ方法

不用品として茶道具を売却する場合は、当然ながら状態の綺麗なものである方が高値で売れる可能性は高くなります。茶道具は大変デリケートであるため、普段からのお手入れをしっかりと行うことが大切です。それでは、代表的な茶道具のお手入れ方法について解説していきましょう。

3-1. 茶碗のお手入れ

茶道で使われる茶碗の表面は、一見すると釉薬で滑らかに作られているように見えるのですが、実際は目に見えないほどの小さな穴が多数空いています。そうしたことから、茶碗を使用する際は、事前に水を含ませて汚れが穴に浸透しないようにすることが大切です。
また、使用後に洗剤を使用すると穴の中に洗剤が、浸透してしまう可能性があるため、洗剤の使用は原則厳禁とされています。そのため、使用後の茶碗はぬるま湯につけて手で優しく洗うようにしましょう。そして、洗った後の茶碗は穴の中に残った水分によって、カビの発生する可能性があるため最低でも5日間は十分に乾燥させる必要があります。乾燥後は、乾いた綺麗な布に包み通気性の良い箱に収納して湿気から茶碗を守るようにしましょう。

3-2. 茶杓と茶筅

茶杓(ちゃしゃく)と茶筅(ちゃせん)は共に竹製であり、水に大変弱くカビの発生しやすい特徴があります。そのため、使用後の茶杓のお手入れは柔らかい布で拭く程度に留め、通気性の良い場所で陰干しをするようにしましょう。茶筅は、ぬるま湯につけて優しくすすいだ後は、水分を拭き取った後、茶杓と同様に陰干しするようにしましょう。保管をする際もカビが発生しにくい通気性の良い場所で保管する必要があります。

4. まとめ

茶道具は、自身で所持するにも売却するにしても、その取扱いには慎重になる必要があります。そのため、売却する際は、知識と経験が豊富な信頼できる骨とう品店や古美術商等に持っていくことが最善策だと言えるでしょう。
「アート飛田」は88年続く確かな実績と豊富な知識により、お客様の大事な茶道具の価値を正確に評価させていただけます。処分に困った骨とう品などのご相談に親身に対応しておりますので、是非ご相談ください。